サマーセミナーで杉本先生(福岡県公立小学校)をお呼びするのは3年目となりました。今年は、「読み書きを支える通級指導~アセスメントに基づいた支援のあり方~」というテーマでお話していただきました。申込みの段階でキャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりでした。

読み書き指導において、とても活用されている「多層指導モデルMIM」。その中にある、アセスメントMIM-PMのテストの使い方を教えていただきました。定期的にテストを行うことで、個人とクラス全体の理解度の変化を見ることができます。やみくもに読み書き指導をするのではなく、今子供がどこでつまずいているかがわかった上で指導ができ、またその効果も振り返ることができるのです。指導者が自信をもって指導に当たることが期待できるので、ぜひ使ってみたい! という気持ちになりました。
演習では、視覚化、動作化によって特殊音節を理解させ、ゲームなどを通して定着させていくMIMの指導法を教えていただきました。参加者が小グループになり、あちこちから笑い声や拍手が聞こえるほど楽しく取り組むことができました。ゲームをすることで連帯感が生まれ、指導者や友達の言葉をしっかり聞く仕組みになっているからこそ、言葉のレパートリーも増えていくのだと実感しました。
アセスメントを行うことで、どこで困っているかが分かり、子どものニーズに応じた指導ができることが実感できました。子どもが学習につまずく前に、つまずきが深刻化する前に、指導・支援していくことを目指す大切さを改めて感じた貴重なセミナーとなりました。杉本先生、本当にありがとうございました!